プレイヤーをゲームに没頭させる音楽について!
こんばんは
最近、「ゲームサウンド制作ガイド」という本を買って読んでいますので、その本で得た知識をここに書いていきたいと思います。
(前のマリオの無限音階の話もこの本で見た。)
satotucircle.hatenablog.com
今日は音楽がユーザーをゲームに没頭させるという話をしていきたいと思います。
そもそもゲームに音楽って必要なの?という疑問を抱くかもしれません。
僕の考えになりますが、
"ユーザーをゲームに没頭させたい"なら音楽は必須で、
片手間に遊ばせたいなら、音楽はなくてもいいんじゃないかなと思います。
さて、ではどのような音楽がユーザーをゲームに没頭させるかですが、それはゲームのジャンルによって様々ですので、既存のゲームがどのような音楽でユーザーを没頭させているか、例を紹介したいと思います。
「シムシティ3000」
一定の音型を繰り返しつつも、様々な楽器の音を重ねつつ変化させていくことで、前進と静止の両方が同時に表現されています。
DSかなんかのシムシティはちょっとだけ遊んだことがありますが、自分の街がどんどん成長していくのを感じさせる、シムシティらしいBGMだと思います。
「FEZ」
「FEZ」というパズルゲーのBGMですが、単純な電子音をウニョウニョと揺らぎ響かせることで、催眠術的な効果を生み出し、プレイヤーの集中力を爆上げしています。
かの神ゲー「ゼルダの伝説 ブレスオブ ザ ワイルド」の祠も同じ感じですね。
ウニョウニョしてます。
「Dune 2000」
「Dune 2000」は、リアルタイムストラテジーというジャンルの戦争ゲームです。
軍隊のようなリズムにのせて同じコード進行を執拗なまでに繰り返し、ユーザーに切迫感を与え、また、活発的かつ冷静な音楽がこのゲームにはぴったりフィットしているため、ユーザーをこのゲームの世界観に引き込んでいます。
音楽だけじゃよくわからんって人は、つべでググればプレイ動画が出てくるので探してみてくださいね。
作曲する人もそうでない人も、ゲームを作るのであれば、音楽が人の心理にどう働くのか、ある程度は知っておいたほうがよさそうです。